シーリング補修の工事だけで防水性効果が高くなるの？

防水工事を請負う業者では、シーリング補修工事も行います。

しかし、効果をさらに高めるには「塗装とセット」で行うことをおすすめします。

このことにより、費用がかかる大規模な防水工事を行わずに済む可能性ありです。

塗装とセット

防水工事が必要になる理由は、外壁の劣化が原因だからです。

外壁材・シーリング・塗膜の劣化によって雨水が浸透しやすくなってしまいます。

もちろん、費用の関係でシーリング補修工事のみも行えます。

しかし、いずれは外壁塗装も施工しなければなりませんから、セットで行うことをおすすめします。

というのも、防水工事を含めて足場が必要です。仮設するにも費用がかかります。

塗装の際にもまた足場を設置します。

意外にも足場に費用がかかってしまうので、一度でメンテナンスを終わらせてしまったほうが得になります。

長寿命

防水工事の1つとなるシーリングの充填ですが、先打ちと後打ちという施工があります。

どちらもメリット・デメリットがあるので、長寿命のシーリング材を使うようおすすめします。

サイディングの繋ぎ目は寒暖による伸縮、揺れによる破壊を防ぐために設けられています。

この繋ぎ目をワーキングジョイントと呼びますが、いくら丁寧に施工しても耐久性のないシーリング材を用いたら、すぐに隙間ができてしまうでしょう。

だからこそ、建物を紫外線、雨風から守るためには劣化しにくい耐久性の高い商品を選ぶようにもしましょう。

シーリング材の充填1つにしても、こういった知識を持っているのはプロの施工業者です。

作業は簡単に見えるかもしれませんが、劣化を早めないためには自分で施工せずに業者に相談しましょう。

シーリング補修工事のみで防水性が高まるというのは大袈裟かもしれません。

しかし、放置してしまうと確実に雨漏りを招いてしまうでしょう。建物が古い場合には、まず建物の状態を診断してもらいましょう。