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シーリング補修の工事だけで防水性効果が高くなるの?
屋外に面するバルコニーは、紫外線による塗料の劣化や、雨水の漏水などが発生しやすい箇所ですので、塗装による定期的なリフォームが必要となります。漏水を放置すると、建物の構造部分が腐食する事がありますので、リフォーム費用の相場を把握しておきましょう。
バルコニーの塗装の剥がれやヒビ割れ、漏水は、塗装によって補修する事が可能です。
リフォーム費用には、塗装の施工費用に加えて修理前の高圧洗浄費用が含まれますので、それぞれの修理ごとの相場を把握しておきましょう。
塗装リフォームの費用は、1平方メートル当たりの単価で表されます。平均的なバルコニーの広さは、約4000mm×1300mmですので、約3.6平方メートルとなります。
塗装の前に、剥がれた塗料やサビなどの汚れを、高圧洗浄によって落とします。洗浄を行わなければ後から塗る塗料が定着せず、すぐに隔離していまいます。
高圧洗浄の費用は、1平方メートルあたり約180円程度で行なう事ができますので、平均的なバルコニーでは約648円程度になります。
バルコニーの補修リフォームには、防水性の高いウレタン塗料やアクリル塗料などの樹脂塗料や、防水性に特化したFRP防水塗料が使われます。
塗料のグレードによって施工費用は異なりますが、それぞれの塗料が持つ特性も価格に応じて異なります。
バルコニー塗装に使われる塗料は、アクリル塗料<ウレタン塗料<防水塗料の順に費用が高くなります。
平方メートル当たりの施工費用相場は以下の通りです。
・アクリル塗料:約900円~1200円
・ウレタン塗料:約1500円~1900円
・FRP防水塗料:約3400円~4000円
バルコニーの塗料が剥がれている場合は、剥がれた塗料を高圧洗浄と手作業で念入りに除去し、塗装リフォームを行います。
バルコニー剥がれ補修費用の例
3.6平方メートルのバルコニーをウレタン塗料で補修する場合
・高圧洗浄費用:約700円
・剥がれ除去費用:約1万5000円
・ウレタン塗料施工費用:約7000円
合計)約2万5000円
バルコニーのひび割れが、紫外線などによる塗料の劣化が原因で起きている場合は、ひび割れの補修と再塗装によるリフォームが可能です。
ひび割れによって漏水などが起きている場合は、別途漏水補修の必要がありますので、塗装による補修のみで良いか、必ず確認しておくようにしましょう。
バルコニーひび割れ補修費用の例
3.6平方メートルのバルコニーをウレタン塗料で補修する場合
・ひび割れ補修費用:約5000円(ひび割れが1000mmの場合)
・ウレタン塗料施工費用:約7000円
合計)約1万2000円
バルコニーの躯体部分までひび割れが広がっていたり、シーリング部分が劣化していたりする場合は、少しリフォーム費用が高額になります。
バルコニーの漏水を放っておくと、隣接する外壁にも雨水が浸透してしまい、腐食の原因となりますので、慎重に点検する必要があります。
漏水が起きているバルコニーは防水塗料を推奨
構造部分の劣化が起きているバルコニーは、普段から紫外線や雨水に多く晒されている可能性があります。
この場合、アクリル塗料やウレタン塗料ではすぐに劣化してしまいますので、防水性の高いFRP塗料による補修リフォームが推奨されます。
バルコニーの漏水補修費用の例
3.6平方メートルのバルコニーをFRP防水塗料で補修する場合
・高圧洗浄費用:約700円
・構造部分補修費用:約2万円~4万円
・シーリング補修費用:約1万5000円~3万円
・FRP防水塗料の施工費用:約1万5000円
合計)約9万円
ここまで説明してきた各種リフォーム費用は、あくまで一例となっています。
正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。
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